【イベルメクチン】と【丸山ワクチン】

minkoの体験

イベルメクチンは丸山ワクチンと同じ運命をたどるのか?

丸山ワクチンは非常に多くのがん患者を救い治療薬として承認されることを期待されながらも40年以上も治験を続けている悲劇の治療薬です

minko
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ワクチンって治療薬?
ワクチンは健康な人が感染しないために接種する予防薬では??
丸山ワクチンは免疫を活性化させる効果とコラーゲンの増殖を促してガン細胞を封じ込めることが出来る治療に使えるワクチンです

イベルメクチンも新型コロナウイルスの治療薬として期待されていますが、治験の最終段階の第Ⅲ相試験を実施中!

開発者

丸山ワクチン

故 丸山千里博士(元日本医科大学学長 1901~1992年)
1928年 日本医科大学 卒業
1937年 東京帝国大学 医学博士号取得
1947年 日本医科大学皮膚科学教室 第8代教授
1968年 日本医科大学付属病院長
1974年 日本医科大学学長

1944年丸山ワクチンを開発し生涯をかけて丸山ワクチンによる治療に尽力した

イベルメクチン

大村智博士(1935年~ )
1963年 東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了
1968年 薬学博士号取得(東京大学)
1970年 理学博士号取得(東京理科大学)
2007年 北里大学名誉教授(〜現在)
2015年 学校法人 女子美術大学 名誉理事長   (~現在)

2015年 熱帯地方にすむ寄生虫が原因で起きる深刻な病気の治療法を見つけたという功績でノーベル医学生理学賞を受賞

minko
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ノーベル賞の受賞のきっかけとなった治療薬がイベルメクチンです!

イベルメクチンについて詳しくは下記のブログをお読み下さい

薬の開発

丸山ワクチン

丸山博士が毒性の強い人型結核菌から有害物質のタンパク質を取り除き副作用のないワクチンを数年かけて完成させた

丸山ワクチンは皮膚結核用の治療薬として作られた

イベルメクチン

大村博士がゴルフ場近くの土を採取し、その中から分離した放線菌が作り出す抗生物質を利用して、メルク社のキャンベル氏と共同研究で作った薬がイベルメクチンとなった

イベルメクチンは動物に寄生する原虫に対する薬として使用された

minko
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丸山ワクチンもイベルメクチンも
現在、期待されているガンや新型コロナウイルスの治療薬とは全く違う薬として誕生しています

薬の別の効能が発見

丸山ワクチン

丸山ワクチンは皮膚結核に効果を上げてハンセン病にも効くことが判明しました

丸山博士はハンセン病の患者を診ているうちにハンセン病の患者にガンの患者が少ない事に気が付き結核の患者にもガンの患者がどれくらいいるのか調べてみました
結核の患者にもガンの患者が少ない事が判明、結核菌などの病原菌が体内にいる場合にガンに罹りにくいと考えて丸山ワクチンによってガンの患者の治療を試みる試験投与を開始

結果、回復の見込みはないと宣言された末期のガンの患者が治って退院できるまでに回復

丸山ワクチンが効く病気
  • 皮膚結核
  • ハンセン病
  • ガン
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現在、丸山ワクチンは犬や猫などのペットにも使われたりしています🐾
関節リウマチにも効くようです

ハンセン病とは
【らい菌】によって引き起こされる慢性の感染症
【らい菌】はノルウェーのアルマウェル・ハンセン医師が発見しました
感染力が弱いので【らい菌】に感染し発病することは稀で遺伝しません

イベルメクチン

イベルメクチンは動物の寄生虫に対する薬でしたが、人にも効く事が判明

オンコセルカ症とリンパ系フィラリア症に効果を発揮
オンコセルカ症には年に1回飲むだけで虫の駆除が可能
リンパ系フィラリア症はイベルメクチンと他の薬剤の併用で予防と治療ができる

2020年4月 オーストラリアの細胞実験で新型コロナウイルスに対する強い増殖抑制が発表された
現在、新型コロナウイルスの治療薬として最終段階の第Ⅲ相試験の治験をしています

イベルメクチンが効く病気
  • オンコセルカ症
  • リンパ系フィラリア症
  • 新型コロナウイルス 治験中
minko
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イベルメクチンの作用は多方面に効果がありガンにも効くという報告があります‼

イベルメクチンは錠剤の飲み薬なので薬さえ患者に渡すことが出来れば簡単に投与することが出来る

オンコセルカ症とは
フィラリア線虫による感染症
河川で繁殖するブユに刺されることにより感染する
かゆみ、発疹が発生して場合によっては失明する

リンパ系フィラリア症とは
フィラリア線虫による感染症
蚊に刺されることによって感染する
皮膚組織が硬く膨れ上がり象の皮膚のようになるため、象皮病とも呼ばれている

第36回日本環境感染症学会 総会・学術集会のPDF

薬の置かれている状況

丸山ワクチン

メディアによる報道によって丸山ワクチンを希望する患者が押し寄せ、アメリカやヨーロッパからも丸山ワクチンを求めて来るようになった

1976年にガンに対する臨床データをまとめて厚生省に提出したが、医学会が強く反発したために承認されなかった

提出されたデータは根治困難とされる進行癌5年以上の患者生存率が驚きの47.4%という丸山ワクチンの効果を証明するものであったのに・・・

「丸山ワクチン患者・家族の会」が結成し大規模な署名活動と世論の声に押されて1981年に再審査されたがそれでも承認されなかった

承認されなかった再審査の1ヵ月後に厚生省【有償治験薬】という名目で承認はしないが、使用は認めるという決断をした

有償治験薬とは費用を患者負担によって使う事が認められた治験薬
治験薬は本来は無料
治験に協力すれば【負担軽減費】というお金が受け取れる場合もあり!


イベルメクチン

イベルメクチンは2020年4月のオーストラリアの細胞実験で新型コロナウイルスに対する強い増殖抑制が発表され、2021年にはアメリカやイギリスで治験が開始された

アフリカではイベルメクチンの配布国と非配布国で新型コロナウイルスによる死亡率に明確な差が出ている

アフリカでのイベルメクチンの配布国とはオンコセルカ症を予防するために1年に1回の割合で無償配布している国の事である

感染者の激増がインドで発生したが、イベルメクチンを処方した地域では感染が激減した
WHOがイベルメクチンを治験以外で使用するべきでないと発表していて、WHOに従った地域では新型コロナウイルスの感染が減らなかった

イベルメクチンを新型コロナウイルスの治療薬として使用する国が増加している!

日本では北里大学がイベルメクチンの第Ⅲ相治験を行っている
しかし、承認されるようなデータの取得は非常に難しいと予想される
新型コロナウイルスは約80%が治療薬が無くても治るという特徴などがあるため

詳しく下記のブログ記事をお読み下さい

2021年2月17日の衆議院予算委員会でイベルメクチンの早期承認について提案されるも適応外で使えますと厚労大臣が答弁

中島議員は、COVID-19の治療薬として効果が期待されるイベルメクチンについて、「わが国では、疥癬(かいせん)という病気で保険適用になっておりますが、これを適用拡大に向けて治験をしている最中」と紹介。通常のプロセスでは承認までに1年か2年はかかってしまう状況であると説明し、「東京都も治験に協力をする姿勢を示しているのだから、国としても早期に承認できるように治験に最大限のバックアップをすべきだ」と提案しました。田村厚労大臣は、「適用外使用では今も使える。医療機関で飲んで自宅待機の使い方もある」と答弁。


【衆院予算委】中島克仁議員がイベルメクチンのCOVID-19治療薬の早期承認や、かかりつけ医の制度化を菅総理に提案 一部抜粋

イベルメクチンは新型コロナウイルスの治療として承認されていないが、適応外処方として使う事が認められている!

丸山ワクチンとイベルメクチンは共に承認はされていないけど条件付きで使用を認められています

丸山ワクチンは40年以上も治験が続いています
そして今も丸山ワクチンを求め有償治験を希望するガン患者が絶えることはありません

minko
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丸山ワクチンの有償治験の希望者が途絶えないこと
そのことが丸山ワクチンの有効性を示しているのではないでしょうか?
承認されていれば多くのガン患者が助かったのでは・・・

丸山ワクチンの有償治験のご案内は参考リンクをクリックして下さい

イベルメクチンも諸外国で新型コロナウイルスの治療薬として素晴らしい成果を上げていますが、国内の第Ⅲ相治験のデータが出るまで承認はされません

2019年より新型コロナウイルスによるパンデミックが起こり現在も世界中に感染が広がり、感染者の増加に伴い変異は少ないとされた新型コロナウイルスの変異が次々と発覚
2021年には新しい技術を導入して最速で造り上げたワクチンによってパンデミックの収束が図られるかと期待されたが、ブレイクスルー感染(ワクチン接種後に感染する事)が多数発生したために収束の目途が立っていません

飲み薬のイベルメクチンは患者に渡すことが出来れば簡単に投与することが出来るため新型コロナウイルスの治療薬としての早期の承認が期待されています

【丸山ワクチン】と【イベルメクチン】の運命

イベルメクチンを申請しても丸山ワクチンと同様に承認の壁に阻まれて治療薬として承認されないかもしれません

厚生労働省としては承認はしていないが、既に使用は認めている
治療薬として有効であるというデータを示して申請すれば承認するかもしれないというスタンスを取っています

イベルメクチンも丸山ワクチンと同じ運命【承認はしないが使用は認める】を辿ってしまうのでしょうか?

まとめ

丸山ワクチンの動画をご紹介します
動画は丸山ワクチン01と丸山ワクチン02となっていますが、01の続きが02の動画となっています
是非、続けてご覧ください

丸山ワクチン02の動画の最後に丸山千里博士の想いが流れてきます
優れた観察眼を持つ医師というだけでなく人としても尊敬できる方だと感じました

患者がガンにおかされている場合、医師はガンの宣告を行うべきか、それとも内緒にしておくべきかがつねに問題になる。
 日本ではまず患者本人に向かってガンの宣告をすることはない、家族にだけこっそり通告しておくのが通例である。
 それはなぜか、ガンが不治の病い、死にいたる病いと思われているからである。
 しかし私は近い将来においてなんの躊躇なく「あなたはガンですよ。でも治りますからね」と告げることのできる日が訪れるのではないかと思っている。
 丸山ワクチンがそのことを促進してくれるであろうと、期待しているのである

丸山千里

丸山ワクチン02 動画のテロップ

現在はガンの告知を患者本人が受けて手術や治療を受けるのが当たり前のこととなったので時代を感じますが、日本人の死因のトップは現在もガンです

今からでも遅くないかもしれません
ガンの治療薬として丸山ワクチンを承認してガンに立ち向かう強力な武器に加えてもらうことは出来ないのでしょうか?

2022年9月に北里大学と興和の治験結果がでました!
しかし、統計学的有意差を認められないという残念な結果となりました

minko
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治験が終了すればイベルメクチンが医師の管理下で安全に使えると思っていたのでとても悲しいです

北里大学の医師主導治験結果は統計学的有意差を認められないと公表されました

興和が行っていた第Ⅲ相臨床試験でも統計学的有意差が認められないと公表されました

minko
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しかし、結果は受け止めなくてはいけません

イベルメクチンが新型コロナの治療薬として承認されることは無くなりました

治験でイベルメクチンの安全性については確認されたので既に飲んでしまった方が心配する必要はありません

イベルメクチンの治験に協力して頂いた全ての方に深く感謝いたします

多くの人が病を克服して助かる事を切に願います

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